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塾長から一言

みな人の 心も丸く まん丸に

どこもかしこも まるくまん丸

まるまると まるめまるめよ 我が心

まん丸まるく まるくまん丸


これは江戸時代後期の仏像彫刻家の木喰上人の言葉です。多くの人々の悩みや苦しみを聞き、その救済の願いを込めて彫られた仏像には、優しい笑みを浮かべた穏やかな表情のものがたくさんあります。人間も同じで、笑顔は人を幸せな気持ちにしてくれます。

ここで自分の日頃の生活を振り返ってみますと、忙しさや疲れがそのまま顔に出ていることが多く、難しい表情ばかりしている自分がいることに気付きます。そんな時はきっと他人への配慮や思いやりの気持ちも薄れているのだと思います。

やはり、どんな時でも木喰上人の仏像のような笑顔でいられたら、心もまるくなって、周囲の人ともまるく円満な関係を築いていけるのかと思います。常に心で唱えたい言葉ですね!